音符ビッツをご存知ですか?

 タカハマミュージックアカデミーでは、川崎紫明先生考案の「音符ビッツ」を利用して教室を行なっています。

 

 あまり聞き慣れないものですよね。

 

 これは、音譜の玉ビット(bit)と呼びます。3つになると複数形のビッツ(bits)になります。

 

 

 また、音符の長さを四分音符(bit)を子どもの言葉で長さを表現するとしたら、犬の泣き声の「ワン」です。その半分の八分音符は、ネズミの声「チュチュ」十六分音符は、小鳥の泣き声「ピピピピ」です。まだまだ三連符や二分音符、付点符等もあります。

 

 難しい言葉を使わず、子どもの理解度の合わせた言葉で表現することで音楽を理解していこうというものです。

 

 例えば、ハ長調のⅠ度のドミソの和音、Ⅳ度のドファラの和音、Ⅴ度のシレソの和音は、最も基本的な和音です。それをⅠ・Ⅳ・Ⅴや、C・F・Gの様な大人が用いる表現を子どもには理解が難しいと思われます。けれども、それを例えば写真のようにドミソは「リンゴ」、ドファラは「ミカン」、シレソは「ブドウ」と覚えれば、早いうちから子どもの音感が育つと共に、その表現ができます。


 最近の脳科学の進歩めざましく、スポーツやあらゆる学習面において大きな研究成果をもたらしています。音楽教育においても、脳科学的教育分野としての研究がいろいろな角度から試され、音感はもとより譜読み力にも臨界期があることが証明されてきました。それにより早い時期から音楽教育の重要性があらためて認識されています。そんな中で「音符ピッツ」は、0歳から楽しく学べるソルフェージュメソッドとして、大変注目を浴びています